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みんちょうたい「明朝体」といっても、メーカーやブランドによってデザインに違いがあり、印象も変わってきます。弊社では、業界標準といえる「リュウミン」を基本としつつ、案件の内容や目的に応じて使い分けています。(この見本に掲載しているフォントは、弊社所有フォントのうちの一部です)リュウミンB秀英明朝B小塚明朝BリュウミンB (かな書体を変更)本文の基本 明朝体朝吾輩は猫である。名前はまだ無い。吾輩は猫である。名前はまだ無い。 吾輩は猫である。名前はまだ無い。 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。吾輩は猫である。名前はまだ無い。 吾輩は猫である。名前はまだ無い。 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。 吾輩は猫である。名前はまだ無い。 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。吾輩は猫である。名前はまだ無い。吾輩は猫である。名前はまだ無い。フォント名の後についているアルファベットは、太さを表しています。L=Light(細め)、R=Regular(標準)、B=Bold(太め)など。フォントのサイズ単位には「ポイント」や「級」などがあります。ワードでは、インチが元になっている「ポイント」が採用されています。弊社内システムでは、ミリが元になっている「級」を採用しています。9ポイント(約13級)   吾輩は猫である。名前はまだ無い。ウィンドウズに標準搭載されているフォント(MS明朝や游明朝など)は、oSのバージョンによって差異があること、太さのバリエーションがないことなどを理由に、今のところ組版には使用していません。吾輩は猫である。名前はまだ無い。 光 2「ふところが深い」ので、同サイズで比べた場合、大きく見えます。レトロ調デザインの書体ですが、格調高く読み物に適しています。通常本文はこの書体で組んでいます。太さのバリエーションも豊富です。小塚明朝L秀英明朝L見出し いろいろリュウミンL10・5ポイント(約15級) 吾輩は猫である。名前はまだ無い。14ポイント(約20級)

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