『法華経』に学ぶ
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・方便品「三止四請」『開三顕一』・寿量品「四請四誡」『開近顕遠』『守護国家論』『開目抄』『本尊抄』◆妙法蓮華経如来寿量品第十六 ②仏旨は誡を論じたまい、衆の受くるを信と為す。此の文に三誡三請、重請重誡有り。迹門の三請一誡と此の中の四請四誡と前後合して五誡七請なり。奇特の大事なれば慇懃鄭重なり。『法華文句』法華経二十八品肝心寿量品一切経の中に此寿量品ましまさずば天に日月無く、国に大王無く山河に珠無く一品二半よりの外は小乗教・邪教・未得道教・覆相教と名く法華経の一代の聖教に超過していみじきと申は寿量品のゆへ 『可延定業御書』人に神のなからんがごとく用  体応報法 身身身   未来益物過去益物現在益物神通之力如来秘密常 住 教 化久 遠 実 成無始無終誓願方軌重請重誡(四請四誡)三止三請重請許説三世益物三身常住

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