『法華経』に学ぶ
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◆『立正安国論』と『開目抄』と『本尊抄』今本時娑婆世界離三災出四劫常住浄土。仏既過去不滅未来不生。所化以同体。此即己心三千具足三種世間也。『立正安国論』に事起こり『開目抄』『本尊抄』に事顕れ『立正安国論』に事竟れり。清澄入山十二歳より、立教開宗三十二歳まで研鑽、以降「法華経のごとく身命もをしまず修行して、此度仏法を心みよ」(撰時抄)経文色読により、五十一歳『開目抄』人開顕…一期の大事、五十二歳『本尊抄』法開顕…當身の大事を書し、最期池上で『安国論』講義安心・願業・白楽天が楽府にも越へ、仏の未来記にもをとらず。『安国論』汝早改信仰之寸心速帰実乗之一善。然則三界皆仏国也。十方悉寶土也。教相・教判三宝・能弘の人・本化上行・一期の大事『開目抄』我並我弟子諸難ありとも疑心なくわ自然に仏界にいたるべし。観心・宗旨三秘・所弘の法・妙法五字・当身の大事『本尊抄』我等受持此五字自然譲与彼因果功徳。題目 四種三段本 尊理 想の肝心の肝心の肝心お題目常作是語(言)我此土安穏

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