さて優陀那院日輝上人は、本尊に三義ありと言われました。一つは「根本尊崇」二つには「本来尊重」三つには「本有尊形」各々の「本」と「尊」を取って「本尊」というわけですね。 「根本尊崇」とは、根本でありますから、先ほどの根本仏と一緒で、たった一つのという意味ですね。二つも三つもあるものじゃないんだ。ということです。根本仏と兼ね合わせて考えていけば「諸仏の統一」空間論でしょうか。全ての「本尊を統一」するものだとも言えます。次の「本来尊重」とは、本より尊いお姿。途中根 から尊いお姿になったわけじゃないんです。ある時期から尊いお姿になったんじゃないんですね。始めから、無始久遠から尊いお姿なんです。先の尊本35有形所化以同体凡 夫主 体来重常住教化時 間客 体諸仏統一空 間本尊本尊本尊崇
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