「本門の戒壇」さて戒壇論ですけれども、これ非常に微妙なところと申しましょうか、定まってないと申しましょうか……。もちろんこれは、私達の側が領解できていないだけであって、日蓮大聖人からすれば「お前達何を言ってるんだ。そうじゃないだろう。何のためにワシがご妙判を認めたんだ。しっかりご妙判を読まなきゃダメだぞ。」そんなお叱りの言葉が聞こえてきそうです。そういえば『立正安国論』には、法然念仏の批判が主で、真言批判は僅かだと考えられがちですが、日蓮大聖人は「其書にくはしく申たれども愚人は知り難し」と仰いましたよ。ですから、法門を知りたい、日蓮大聖人のお気持ちを知りたい、そう願って真摯にご妙判を読めば「ここだぞ！」という光が見えてくるかもしれません。否、見えてくるはずです。別 頭本門妙戒題目受持衆生教化仏教道徳通 途六度・三学防非止悪倫理道徳戒壇 場 所授戒道場40
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