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Ⅳ．アンケート集計結果と分析　文学部（Ⅰ期）全学文学部哲学科史学科社会学科文学科（Ⅱ期）全学文学部哲学科史学科社会学科文学科2022（令和４）年度 授業アンケート1年4.24（4.32）4.29（4.33）4.21（4.31）4.37（4.44）4.24（4.19）4.34（4.38）4.31（4.38）4.29（4.40）4.17（4.38）4.35（4.51）4.20（4.27）4.43（4.42）1年4.34（4.39）4.36（4.39）4.36（4.35）4.55（4.53）4.06（4.24）4.48（4.42）4.35（4.40）4.30（4.44）4.20（4.45）4.44（4.47）4.08（4.41）4.46（4.41）2年3年4.35（4.43）4.36（4.41）4.34（4.33）4.42（4.41）4.27（4.41）4.41（4.47）2年3年4.40（4.43）4.42（4.48）4.47（4.46）4.42（4.50）4.32（4.35）4.47（4.60）4年4.34（4.45）4.26（4.44）4.17（4.54）4.38（4.45）4.27（4.31）4.21（4.45）4年4.38（4.47）4.39（4.51）4.31（4.40）4.35（4.54）4.45（4.40）4.45（4.71）平均4.29（4.36）4.30（4.37）4.21（4.35）4.37（4.45）4.23（4.25）4.38（4.41）平均4.36（4.40）4.35（4.42）4.32（4.41）4.48（4.51）4.11（4.31）4.47（4.44）66　全学の平均値は1年次から3年次は年次を追うごとに上昇しているが、4年次になるとわずかに下がる。文学部全体を見ても、3年次が最も高く4年次で下降する。文学部各学科の平均値を全学と比べてみると、哲学科は各年次を通して全学を下回る。史学科は各年次を通して全学を上回る。社会学科は1年次は全学とほぼ同じ、2年次以降は全学を下回る。文学科は1年次から3年次までは全学を上回るが、4年次のみ下回る。また前年度と比較してみると、哲学科の3年次・史学科の3年次・社会学科の1年次・文学科の2年次で前年度を上回っているが、それ以外は前年度を下回っている。文学部全体としてみた場合、全学年において前年度を下回っている。　Ⅱ期の全学の平均値と文学部の平均値は、下記の表の通りである。（（ ）内は2021年度。文学部全体の数値は、各学科の数値を平均指定算出した。）　全学の平均値は、Ⅰ期と同様に1年次から3年次までは上昇傾向にあるが、4年次になって下降する。そして平均値はⅠ期に比べるとⅡ期が高い。Ⅱ期の文学部全体の数値は2年次で全学を下回るが、その他の学年では全学を上回る。学科別では、哲学科は2年次と4年次で全学を下回り、1年次と3年次で全学を上回る。史学科は1年次・2年次・3年次で全学を上回り、4年次で全学を下回る。社会学科は1年次から3年次までは全学を下回るが、4年次は上回る。文学科は全ての学年で全学を上回る。文学部全体としてみた場合、Ⅰ期とⅡ期との平均値は、全学同様、Ⅱ期の数値が比較的高い傾向にある。学科別に見ても全学・文学部全体とおおよそ同様の傾向にあるが、史学科の4年次と社会学科の1年次・2年次でⅠ期より下降している。特に社会学科の1年次・2年次の数値が大きく下がっているのは気になる点である。　Q12以外の質問についても、中には前年度を上回る数値が見られるが、全体として前年度を下回る傾向にある。本年度は、オンライン授業が中心であった前年度と異なり、全ての授業において原則対面授業となった。オンライン授業と対面による授業が原因でこの傾向にあるのかどうかは、来年度以降も注視していく必要があろう。【授業改善への活用方法】　本年度も初年次教育の工夫・改善の試みとして、1年次の必修科目「基礎ゼミナール」は、学科・専攻コースの区別を取り払ったクラス構成にし、学科・専攻コースが異なる専任教員が3人1組になって1クラスを担当するアクティブラーニング型の授業を展開した。前年度とは異なり、本年度は「基礎ゼミナール」も原則として対面での授業を行った。にもかかわらず1年次の満足度の平均値が下降したということは、オンラインか対面かという授業形態以外に起因している可能性もある。授業内容・実施の方法を含め、どのような改善が必要なのか、引き続きの検証が課題である。【結果の概要・分析】　Q12「総合的に判断してこの授業に満足しましたか」という質問に対するⅠ期の全学の平均値と文学部の平均値は、下記の表の通りである。（（ ）内は2021年度。文学部全体の数値は、各学科の数値を平均して算出した。）文学部