survey_2022
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2022(令和4)年度 授業アンケート76Ⅳ.アンケート集計結果と分析 経済学部【結果の概要・分析】 2022年度において調査対象の科目数が第1期と第2期ではともに76科目である。第1期と第2期の回答率についてみると、第1期は45.8%であり、2021年度のそれより約1.9ポイント高い。第2期は32.3%であり、2021年度より2.5ポイントも上昇している。しかし第2期の学部全体の回答率は第1期のそれより13.5ポイント低くなっていることも調査結果で分かる。また、全学平均に比べて経済学部の回答率は両期とも低くなっていることも看過できない事実である。 「Q12 総合的に判断してこの授業に満足しましたか」の集計結果については、第1期の全学の平均が4.29であるに対し、経済学部の平均は4.20であり、全学のそれより低くなっており、かつ昨年度経済学部の4.28より0.08ポイント低くなっている。第2期の評価については、全学平均4.36に対して経済学部の平均評価が4.29であり、少し低いが、第1期より高くなったことは看過できない。また、全学平均との差は第1期の0.09ポイントから第2期の0.07ポイントまで縮小した事実も見逃せない。第2期で全学平均値に接近したこの事実は受講生がより充実した学びができるようになったのみならず、主として経済学部教職員の努力によってもたらされた結果であると言えよう。一方で、この設問(Q12)の回答平均値については、2022年度の第1期、第2期ともに2021年度の値より低くなっていることが要注意であり、次年度の改善を要する課題の一つである。 学生の学習態度などに関する設問の中に、例えば、「Q3あなたは授業内容を理解するために積極的に取り組んだと思いますか」の回答については、経済学部経済学科の平均値が第1期は4.34であり、第2期は4.37である。第1期全学平均の4.36より0.02ポイント低く、第2期では全学平均の4.38より0.01ポイント低くなっている。Q3に対する回答の一つである「全く消極的だった」と回答した学生数が第1期は69名であり、第2期は29名である。第2期では40名ほど大分減ったが、授業内容の改善の余地はまだあると考えられる。 授業内容・方法に関する設問の中に、例えば、「Q6授業に対する先生の熱意や意欲が感じられましたか」については、2022年度の第1期の平均値が4.49であり、第2期のそれは4.52である。第1期の平均値は2021年度のそれより0.02ポイント低下し、第2期の平均値は2021年度のそれより0.04ポイント低下している。依然として改善の余地があると考えられる。【授業改善への活用方法】 総じて全学の平均に比べて平均得点が多少低くなっている項目については、引き続き2023年度においても、予習や復習などを中心とする授業外学修の習慣を身に着けるようと学生達に指導すること、受講生の興味・関心を惹きつけるべく熱意を持って授業を行うこと、創意工夫を凝らし、学生の総合的満足度を高めるよう努力することなどによって改善していきたい。経済学部

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