survey_2023
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Ⅳ.アンケート集計結果と分析 データサイエンス学部2023(令和5)年度 授業アンケート106【結果の概要・分析】 授業への受講率(Q2)は1期よりも2期に若干の低下がみられる。授業内容を理解するための積極的な取り組み(Q3)については1期よりも2期に「積極的に取り組んだ」学生の比率が高くなり、授業外学修時間(Q4)に関しても2期に増加する傾向がみられた。授業の内容を理解できたか(Q10)についても1期よりも2期に「大変よく理解できた」との回答が増加している。学生自身の取り組みに加え、教員によるわかりやすい授業展開が相まって理解度の向上が図られたと考えられる。 新たな知識や考え方が得られたか(Q11)、総合的な授業の満足度(Q12)についてみると、いずれも「大いに得られた」や「大いに満足した」、「少し得られた」や「やや満足した」との回答の比率が1期と2期でほぼ同じ傾向になっている。特に総合的な授業の満足度(Q12)の1期の「大いに満足した」の比率は昨年度よりも10%程度増加している。その一方で、全学との比較においては「大いに満足した」、「やや満足した」の比率が低くなっている。 P36~37の授業の履修理由についての回答を確認すると、必修、必修以外の双方で「この授業に興味関心があったから」、「自分の専門分野に関係が深い分野だから」との回答が全学よりも多い。学生がデータサイエンスの専門分野への高い関心を示していることが背景にあると考えられる。データサイエンス学部のカリキュラムは順次性を重視し、必修科目と選択科目を体系的に配置しているため、学生の授業の理解度の向上につながっていると考えられる。【授業改善への活用方法】 アンケート結果によると「総合的な授業の満足度」や「新たな知識や考え方の習得」について満足している学生の割合が大学全体よりも低い傾向が続いている。データサイエンス学部のカリキュラムは、初年次に基礎的な内容の必修科目が多くあり、2年次においてもこの割合は他学部よりも高い。学生の興味関心に基づいた選択科目の履修の幅が広がるのは2年次以降という特徴があるため、この点についても検討を進めたい。さらに、これまでの結果を考慮し、カリキュラムや授業内容などの見直しに役立てたい。 アンケート結果をデータサイエンス学部の授業改善へとつなげるためには、回答率の向上が重要になる。次年度においても授業時に積極的にアンケートを周知する。これにより回答率を向上させ、アンケートの回答結果を授業改善に活用したい。データサイエンス学部

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