53415018計計表1 (Q26)自由記述回答内容の経年集計結果項目システム機器・ネットワーク教育・研究施設・設備図書館学生支援その他項目システム機器・ネットワーク教育・研究施設・設備図書館学生支援その他2020年度品川熊谷意見数比率意見数比率意見数比率意見数比率意見数比率意見数比率26.9%723.1%623.1%63.8%123.1%60.0%026100.0%4.2%133.3%812.5%325.0%625.0%600.0%24100.0%2022年度品川熊谷意見数比率意見数比率意見数比率意見数比率意見数比率意見数比率20.4%1131.5%1722.2%1211.1%611.1%63.7%254100.0%30.0%96.7%230.0%916.7%516.7%500.0%30100.0%総計15.4%27.7%146.2%67.7%115.4%217.7%13100.0%8.1%324.3%924.3%918.9%721.6%82.7%137100.0%総計29.7%118.1%332.4%1213.5%516.2%60.0%037100.0%28.6%214.3%142.9%30.0%014.3%100.0%7100.0%2021年度熊谷品川27.8%16.7%22.2%5.6%27.8%0.0%100.0%本年度(2023年度)品川熊谷26.3%23.7%18.4%15.8%10.5%5.3%100.0%1097642382023(令和5)年度 授業アンケートⅡ.結果の概要・分析総計25.0%237.5%325.0%20.0%012.5%100.0%8100.0%総計6.3%150.0%831.3%50.0%012.5%200.0%16100.0%115Ⅱ-B.自由記述の意見・要望に関する分析 (Q26)「不満等と回答した項目で、改善すべき具体的提案があれば記述してください」の回答者の意見・要望(以下、「意見」という)に対しては、昨年度に引き続き関係部署において具体的な対応や今後の見通し等を検討し、ポスターを通じて大学院生へのフィードバックを行った。 本年度の意見総数は昨年度の37件に対し54件で、17件増加した。フィードバックを開始した平成30(2018)年度の99件と比較すると少ないものの、最近4年間では最も多くなっている。 内容は表1に示すように6分類された。昨年度と比較すると「システム機器・ネットワーク」と「施設・設備」に関する意見がそれぞれ10%程度減少し、かわりに「教育・研究」に関する意見が昨年度の約4倍の31.5%と、大幅に増加した。その内容としては、学会参加補助の充実、院生研究室の環境整備に関する要望等の他、授業時間の重複の問題や個別の授業の進め方に対する疑問など、実際の個別の授業に起因すると思われる問題の指摘も含まれていた。これらの意見は該当する研究科と共有され、対応が図られた。 毎年、一定数の大学院生から出される内容としては、「システム機器・ネットワーク」ではキャンパス内Wi-Fi環境への要望、「施設・設備」では品川キャンパスにおける院生研究室へのアクセス改善の要望、「学生支援」面では奨学金・経済的支援への要望、「図書館」では具体的な名前をあげたデータベース導入の要望等がある。これらの意見に対しても、関係部署において具体的な対応が検討された。しかし、改善のために高額な費用を必要とする案件も多く、即時に対応することが難しい場合もある。そのため、検討結果については丁寧なフィードバックを心掛け、大学院生の理解を得る努力を継続していく必要がある。 大学院生の声をもっと大学運営に生かしてほしいという意見もあった。「教育・研究に関するアンケート」を通して大学院生から寄せられる意見は、大学院の教育・研究環境の改善のための貴重な情報となる。このアンケートは次年度以降も引き続き実施するが、さらに幅広く大学院生の意見を収集できるような体制の整備も検討されるべきであろう。
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