survey_2023
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Ⅳ.アンケート集計結果と分析 経営学部2023(令和5)年度 授業アンケート80【結果の概要・分析】 教員所属学科別・回答平均値(表7)の総合満足度(Q12)は、1期が4.47、2期が4.55であった。全学平均は、1期が4.31、2期が4.38である。したがって、全学との比較においてはやや高めの数値と言える。経営学部の前年度・前々年度は、1期が4.46、4.49であり、2期が4.49、4.52である。全学においても同様の傾向が見られることから、昨年度、オンライン授業から対面授業に戻りつつ、オンライン授業も残ったことから若干の戸惑いがあったが、本年度、教員・学生の双方で定着してきたことから総合満足度が上がったのではないかと推察する。 表4の設問別・学科別回答者数・回答比率の(Q10)授業の内容を理解できましたか、(Q11)この授業で新しい知識や考え方が得られましたか、(Q12)総合的に判断してこの授業に満足しましたか、の各設問において、積極的評価(例えば、Q10であれば大変よく理解できた+少し理解できた)が9割近くを占めることから経営学部における授業運営は全体として適切であり、教育に求められる基本的な機能は果たされていると考えることができる。 また、教員所属学科別・回答平均値(表7)において(Q6)授業に対する先生の熱意や意欲が感じられましたか、(Q7)先生の話は聞き取りやすかったですか、(Q8)先生の板書、スライド等の文字は読みやすかったですか、の各設問について全学平均との比較において高い数値となっている。その他の設問においても1期・2期とも全学平均を上回っている。このことは、表4の設問別・学科別回答者数・回答比率からも窺え、ほとんどの設問について積極的評価が全体と比較して遜色ない数値である。同じく表4の(Q5)授業はシラバス(授業概要と方法、到達目標、授業計画)に沿った展開でしたか、の設問においてシラバスを読んでいない学生がコロナ禍以前は多かったが、授業のオンライン化の影響でシラバスを読んでいない学生は減少、1割以下となり、現在対面授業へと戻ってもこの傾向が維持されており、望ましい結果となった。【授業改善への活用方法】 上記のとおり、経営学部の授業アンケートについて全体を見渡したところ、特段問題ないと判断できよう。したがって、引き続き毎年のチェックをしっかりと実施しつつ、これまでの考え方を継続していくことになる。もちろん個々の教員が授業アンケートの結果にもとづき工夫をさらに重ねていくことに変わりはない。 教授会をはじめとする教員間のコミュニケーションのなかで、個々の教員による改善事例や新たな取り組み事例について共有していき、経営学部全体として授業改善へと結びつけていく所存である。経営学部

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