電子書籍を「読む」
電子書籍を読むためには、スマートフォン、タブレット、パソコン、または専用端末が必要です。
スマートフォンなどの場合「電子書籍リーダー」と呼ばれるアプリをインストールする必要があります。
そのうえで、電子書籍ストア(Amazon Kindle や 楽天Kobo など)から読みたい本を購入します。
専用端末というのは、電子書籍を読むことに特化した商品(読みやすいサイズ、目に優しい画面、余計なアプリが入っていない、起動が速い など)で、これは、各電子書籍ストアごとに用意されています。
電子書籍の種類
電子書籍の作り方には「リフロー型」と「固定レイアウト型」の2種類があります。
リフロー型 | デジモアでは「リフロー型」が基本形式になります
読む人が端末で自由に拡大縮小でき、画面に合わせて文章の折れ曲がりが調整されます。
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固定レイアウト型 | 「固定レイアウト型」はオプションとなります。
編集段階でレイアウトした通りに表示されます。端末で拡大した場合も、レイアウト自体は崩れません。
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同じ内容の本を「リフロー型」と「固定レイアウト型」で作ってみたサンプルです。比べてみてください。
電子書籍のメリット・デメリット
紙の印刷物にはない「電子書籍」ならではのメリットをあげてみます。
メリット
著者にとっては…
- 紙の印刷物を作るよりも制作費が安い
- 発表・流通のハードルが低い
- 少部数から気軽に出版できる
- 内容の改訂が容易
読者にとっては……
- 対応端末(専用端末やスマートフォンなど)さえあればどこでも読める
- 在庫切れがない
- 本棚など、本を置いておくスペースが不要
ただ、紙の印刷物と同じことがすべてできるわけではないので、電子書籍として世に送り出すのか、従来型の本として出版するのか、あるいはどちらの形態も用意するのかは、その内容や出版の意図で決めていきましょう。
デメリット
- 電子書籍ストアから買う場合、各ストアにユーザー登録をしなければならない
- 専用端末や専用アプリが必要で、バッテリーが切れれば読むことができない
- 紙の本のように売却や貸し借りができない
- 紙の本のような自由度の高いデザインやレイアウトができない